19世紀末頃から20世紀初頭にかけて
フランスのカフェで愛用されていた
brûlot ブリュロと呼ばれるカップです。
厚みのあるボディによる独特のフォルム
ズッシリと掌に伝わる重量感
そのすべてが魅力的です。

Creil et Montereau
クレイユ・エ・モントロー製のブリュロ。
刻印よりL.M&Cieの時代
1849~1867年製と推測されます。

C&Mのブリュロ特有の
手に馴染む
洗練された小ぶりなフォルム。
落ち着いた色調の
ワインレッドのラインと
持ち手にあしらわれた紋様が
印象的な一品。

オリジナルではないと思われる
ソーサーの縁取りには
アールヌーヴォー調の紋様が
近似の色調で描かれています。

ブリュロの持ち手に小さなカケと
ソーサー裏面中央に
釉薬にヒビがみられます。
詳細写真にてご確認ください。

古い品物ですので、
細かな傷や染まり、貫入、灰飛
金彩や模様、ライン等の擦れ等や
裏面にカケ等が
あるものもございますが
古びた風合いや雰囲気を
損なうものではございません。

SIZE:ブリュロ
口径 : 8.0cm
脚部 : 4.2cm
高さ : 7.5cm
重量 : 218.0g
SIZE:ソーサー
直径 : 13.4cm
高さ : 2.2cm

寸法等の表記には多少の誤差がある場合があります
あらかじめご了承ください。