19世紀末頃から20世紀初頭にかけて
フランスのカフェで愛用されていた
brûlot ブリュロと呼ばれるカップです。
厚みのあるボディによる独特のフォルム
ズッシリと掌に伝わる重量感
そのすべてが魅力的です。

ブリュロ本体は
vai_brul_030と同意匠です。

モダンな印象のフォルムも然る事乍ら
まず、その独特なデザインの絵柄と
色調に目を奪われるブリュロです。

オレンジのラインに挟まれた
白と黒の対比による
階段状の紋様。
何模様というのでしょうか?
とても目を惹きます。
バランスよく入れられた金色のラインにより
フォルムの美しさと
特徴的な紋様が際立っています。

珍しくブリュロの持ち手全体が
黒く着色されており
2箇所のオレンジのポイントが
アクセントになっています。

vai_brul_030とは異なり
おそらくオリジナルではないソーサーとの
セットとなっています。
ソーサーには
ブリュロ本体に近い色調の
黒とゴールド、
そしてブリュロより若干濃い目のオレンジの
組み合わせによる縁取りがあしらわれています。

古い品物ですので、
細かな傷や染まり、貫入、灰飛
金彩や模様、ライン等の擦れ等や
裏面にカケ等が
あるものもございますが
古びた風合いや雰囲気を
損なうものではございません。

SIZE:ブリュロ
口径 : 7.4cm
脚部 : 4.7cm
高さ : 8.2cm
重量 : 294.5g~326.5g
SIZE:ソーサー
直径 : 12.2cm
高さ : 2.6cm

寸法等の表記には多少の誤差がある場合があります
あらかじめご了承ください。